
MicrosoftのローコードプラットフォームであるPower Appsは、MS365を導入している組織ユーザーにはとてもお得な環境です。
その理由の1つに、一般的なMS365の契約であればまず間違いなくPower Appsを利用できることです。
筆者もPower Appsを始めたきっかけがそれでした。
また、組織内で手軽に共有したり、逆に利用者を限定することも簡単にできるので、組織内での運用には困ることはありません。
ただ、組織外、例えば顧客や協力会社と共有したいとなると話は別で、基本的に外部への公開はできません。
そのため、組織内業務アプリケーション開発に向いているローコードプラットフォーム、といえるでしょう。
共同開発向けではない
Power Appsは共同開発にはあまり向いていません。
というのも、アプリケーションそのものの編集を同時に2人以上はできない仕様になっているためです。
同じように画面にオブジェクトを置いてコードを実装していくUnityによる開発の場合、ソースコードをGitHubなどで管理させて複数名での開発を行うことができますが、Power Appsではソースコード管理を別にすることができないため、必然的に1人で開発することになります。
そういった意味で、あまり大規模なアプリケーション開発には向いていないともいえるでしょう。
再利用可能なもの
とはいえ、再利用が全くできないわけでもないです。
Power Appsにはカスタムコンテナという機能があり、これを作成して他のアプリケーションに組み込むことが可能です。
カスタムコンテナのパーツとして関数を実装できるので、共有ライブラリとして利用することが可能です。
これとは別に、フロー(Power Automate)を利用することもできます。
これも他のアプリケーションで利用することができるので、ライブラリ化して共有することが可能となります。
このように、他人の作ったカスタムコンテナやフローを取り込むことで、開発期間の短縮や複数名での開発を行うことで、開発効率をアップすることができます。
まずは身近なところから
ローコード開発という言葉に釣られて身近なちょっとした手作業を試しにPower Appsに移してみたところ、意外に便利そうだと気づいたのがPower Appsを始めたきかっけでした。
結果的に有料の専用業務アプリケーションをPower Appsにおきかえて経費削減することができたのですから、これは利用しない手はないだろうと思い、社内でのさらなる活用を模索しているところです。
もし興味をお持ちでしたら、まずは身近な手作業の効率化から考えてみるのはありだと思います。







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