2024年9月にオランダのアムステルダムとハーグに行って来ました。
主に美術館巡りが目的だったのですが、実のところ海外旅行はコロナ騒ぎもあって久々だったので、色々と新しい発見も幾つかあり、刺激の多い旅となりました。
成田空港へ向けて
駐車場の料金
今回の旅行で成田へは自家用車で向かいました。
当然、駐車場を利用することになるのですが、空港の駐車場は少々お高いです。
今回は4泊6日の予定だったので、6日間成田空港で駐車すると、11000円ほどかかる計算になったので、迷わず民間駐車場を選択。
成田空港の周辺には民間の駐車場が幾つかあり、1日あたり1000円弱で駐車させてもらえます。
利用する便の発着時間に合わせて空港まで送迎もしてもらえるので安心。
今回利用したシャトルパーキングさんは、6日間で4300円(ネット予約料金)と成田空港の正規料金の半分以下で利用できました。
周辺ホテルの駐車場利用
空港周辺のホテルでは、宿泊に数日分の駐車サービスのついたプランが用意されており、前泊あるいは後泊する場合に便利です。
チェックイン〜荷物預け入れ
WEBチェックイン
最近の航空会社は航空券の発券のためのチェックインをWEB上で済ませられるシステムが採用されています。
代理店などから宿泊付き航空券やパッケージツアーを購入すると、eチケットと呼ばれる電子チケットがPDFなどで発行され、これを元に空港のカウンターに直接行かなくてもチェックインや座席指定が行えます。
こうしたWEBチェックインは事前チェックインと呼ばれ、航空会社によって出発予定時刻の何時間前からチェックインができるか決まっています。
今回私たち夫婦が利用したKLMオランダ航空は、30時間前からの受付開始でした。
ただし、所定の料金を支払えばそれより以前にWEBチェックインが可能となり、座席の指定やクラス変更(もちろん有料)も可能でした。
その他、食事のリクエストや介助のリクエストなども可能になっており、座席を早めに取っておきたい場合は費用は嵩みますが押さえることはできます。
ちなみに、WEBチェックインする場合は、少なくともeチケットに記載されている予約番号とパスポートの情報が必要となります。
また、航空会社のマイルの積算をしたい場合は当然ですが、航空会社のユーザー登録が必要です。
カウンターでのチェックイン
WEBチェックインが不安、慣れない、といった場合は空港の航空会社のカウンターでのチェックインになります。
また、WEBチェックインだけでは航空券が発見されない場合も、カウンターで再度確認が必要となりますので、遅くとも出発時間の2〜3時間前には空港に着いておきましょう。
当然ですが、eチケットの予約番号とパスポートは必須です。
また、個人手配の場合、代理店から購入した航空券にもよりますが、宿泊や現地でのツアー参加を証明するバウチャーや予約確認書といったものを提出しないと発券されない場合があるので、必ず購入時に貰った紙類はもちろんですが、PDFなども可能な限り印刷して持って行きましょう。
もちろんスマホで見せられるならそれでも良いですが、一応念のため。
荷物の預け入れと持ち込み可能な手荷物
機内持ち込み可能な手荷物は、一般的に小型(高さ55cm、幅40cm、奥行き25cm以内で尚且つ3辺の合計が115cm以内)のキャリーケース1つとハンドバッグやバックパック、ハンドポーチがそれぞれ1つまでです。
それ以上大きいものや複数の手荷物は機内持ち込みに際して追加料金を請求される場合があります。
預け入れ可能な荷物については、一般的に3辺の合計が157cm以内のもの、となっています。
これは大型のキャリーケースのサイズに相当するものですが、メーカーによっては若干サイズが異なるものもあるようなので、事前にチェックしておきましょう。
また、チケットの種類やクラスによっては、預けられる荷物の個数や重量に制限があるため、そちらもあらかじめチェックしておいてください。
KLMオランダ航空の場合は、持ち込み手荷物は先の通りSサイズのキャリーケース1つに加えてバッグ類(ハンドバッグやバックパック)とハンドポーチそれぞれ1つまで、預け入れ荷物は3辺157cm以下のものが2つ(あるいは1つ)まで、となっていました。
なお、1つの荷物の重さの制限もあり、23Kgまでとなっていました。
実際に23Kgとなるとかなりの重さで、片手ではまず持ち上げられないくらいになります。
そこまで大量に荷物を持って行くことは、可能なら避けるべきだと思います。
出国手続きと搭乗
セキュリティチェック(保安検査)
無事荷物の預け入れが済んだら、次はセキュリティチェック(保安検査)となります。
機内持ち込み荷物の全てと身につけている衣服を含めた全てをチェックされ、危険物の機内への持ち込みによるテロ行為を防ぐのが主な目的です。
持っているバッグや荷物はもちろんのこと、ポケットなどに入っているものや腕時計、スマートウォッチなど身につけているものも全てトレイに乗せてスキャナーに通します。
男性はベルトを外す必要がありますし、国によっては靴も脱いでトレイに乗せろと言われることもあります。
周囲の人たちの動作をよく観察して真似るようにしましょう。
全てをトレイに乗せたら、今度は自分自身をスキャンしてもらいます。
以前は枠の中を通り過ぎるだけでしたが、最近は囲いの中で両手を上げたまま360度ゆっくり回ってスキャンされるケースもあります。
これも係員の指示や表示されている通りに行います。
出国審査
セキュリティチェックが済むと、最後に出国審査となります。
搭乗券とパスポートを見せて、スタンプを押してもらう、というのが以前のスタイルでしたが、最近は自動化ゲートというのができました。
ゲートに一人ずつ入ってパスポートをスキャンさせ、カメラで顔を確認して終わり。
ゲートを出たところに係官がいますが、彼らはスタンプを押すためだけにいるようで、スタンプを必要としない人は素通りしていました。
私はしっかりスタンプを押してもらいましたが。
パスポートの期限に注意
出国するにしても航空券を入手するにしても、パスポートの残存期限が求められます。
基本的には3ヶ月以上残っていれば良し、となっているようですが、余裕があるに越したことはありません。
パスポートには更新という概念は無く、残存期間があっても新しく作り直すことになるため、パスポート番号が変わります。
また、発行までに1週間はかかるので、期限の迫ったパスポートで海外旅行へ行くことになった場合は、なるべく速やかにパスポートを新しくしておきましょう。
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